2020.01.29
大学編入
大学編入コース【近畿大学文芸学部】合格者インタビュー
近畿大学文芸学部に合格した、平井さん
①今日はよろしくお願いします。大学編入学試験が終わっての感想を聞かせて下さい。合格発表を見た時は、どうでしたか?
近畿大学の合格発表は郵送のみなので、朝から家でそわそわとした気持ちで待っていました。同居している祖父が、封筒を渡してくれました。大きな封筒だったので「合格通知かも!?」と思いましたが、開けるときには手が震えました。合格を知ってめっちゃ嬉しかったです。
②試験の手ごたえはどうでしたか?
小論文と英語と面接の3科目でした。小論文は元々得意な科目なので、集中力を高めて1時間で800字の小論文を2本書きました。近大文芸学部の小 論文は毎年、抽象的で難しい論題なのですが、自分の研究テーマにうまく引き寄せて構成できたと思います。英語は、ずっと苦手な科目でした。落ちるとしたら 英語だと思って必死に勉強しましたが、当日は半分ぐらいしかできませんでした。面接試験は、手ごたえはありました。面接官は優しくて、志望理由書がよく書 けていると誉められました。
③ここまでの道のりの中で、くじけそうになった時はありましたか?
とにかく英語ができない、できるようにならないことにずっと悩んできました。2年生の9月ごろまで、過去問を解いても全然できない、授業でもクラ スメートよりもできていない、TOEICも上がらないという状態でした。英語ができないからECC国際外語専門学校に入学したのに、どうしてできないのか と悩んでいました。
④そういった状況から盛り返したきっかけ、転機はありましたか?
水田先生に全然できていない過去問を添削して頂いた時、できていないところの方が多いのに、できているところをすごく誉めてもらいました。過去問 はなかなかできませんでしたが、友達と励まし合ってモチベーションを保つことができたと思います。近大の過去問は9年分をすべて解き、さらに大阪市立大学 など傾向の似ている大学の過去問にも挑戦しました。
⑤担任の山口先生はどんな先生ですか。
山口先生は「小論文が得意なんだから小論でがんばって、英語は少しでも得点できればいいよ」と、ずっと励まし続けてくださいました。学生のやる気を引き出すのが上手な先生です。いつも学生のことをしっかりと見ていてくれて頼りになるのに、お茶目です。
⑥ECC国際外語専門学校でこれは良かったなあと思う点はありますか?
自分に合っている学部が分かったことです。現役の時は、なんとなく英語ができればいいかなあと、関西外大を受験しました(当然不合格でした)。 ECC国際外語専門学校に入学して、教養入門の文学の授業で、自分が勉強したいのは文学だとはっきりとわかりました。ECC国際外語専門学校での専門の授 業はいつも楽しくて、やりがいがありました。
⑦編入学試験を受験してみて、どうでしたか?
最初は受験本番までけっこう時間があると思っていました。入学して勉強を始めたら、あっという間で、2年生になっても入試に合格できるというイメージがつかめないまま、入試に突入してしまいました。
⑧大学生活や将来に向けての目標はありますか?
もちろん専門の勉強も頑張りたいですが、ECC国際外語専門学校で英語を勉強する基本ができたので、大学でも英語をがんばって英検準1級を取得したいです。
⑨最後に後輩へ、メッセージをお願いします。
僕は、入学したときには英語は一番下のクラスで、英語では誰にもかなわないと思っていました。英検2級に合格したのは1年生の1月でした。2級に 合格できた時から、自信がついてきました。「小論文はできる」ということに気が付いてから、小論文で勝負しようとがんばりました。自分の強みをもつといい と思います。
勉強しても伸びない時期もありますが、勉強し続けることが大切だと思います。授業終了後、毎日友達と8時まで学校に残って勉強していました。8時 に学校が閉まったあとは、近くの喫茶店で勉強しました。「1日に〇時間勉強する」と自分で決めてそれを守りました。一番勉強した時期は1日に10時間、勉 強していました。自分で決めたことは、頑張ることができます。
⑩その他
勉強も大事ですが、勉強し続けるためには、息抜きも大切だと思います。僕にとっては、友達と話すことがストレス発散になって、また勉強をすることにつながったと思います。
(深石葉子)