受験テクニックだけじゃない。
専門研究を続ける教員から、大学1〜2年相当の授業が受けられる。
編入学試験に合格するためには、
大学が求める知識(大学1〜2年で習得する内容)を有しているかが大きなカギとなります。
ECC国際外語では神戸大学・関西大学などで教職経験のある教員、
今も現役で専門の研究を続けている教員が授業を担当し、
大学が求める水準まで学力を引き上げ、編入学試験合格へ導きます。

CURRICULUM
研究内容を発表することで
専攻の学びをさらに深める
特集!注目のピックアップ授業!
研究テーマ発表会
自ら考えた各専攻の研究内容を発表する
「研究テーマ発表会」では大学編入コースの2年生が、専攻の学びの集大成として1年生、教員に向けて自身が考えた研究テーマ・内容を発表します。卒業した4月以降、大学への編入後も発表した研究テーマに沿って、継続研究していきます。2年生にとっては、大学編入後の自身の研究について編入学前に整理、検証する場となり、1年生にとっては、編入学試験合格に必要なレベルの研究内容の確認と、専攻でどのような研究ができるのかを具体的にイメージすることができ、専攻選択に役立つと同時にモチベーションアップにつながります。
各領域の発表者・テーマ/2021年3月8日
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小城さん 濵田さん
テーマ:『男性役割と男性の「生きづらさ」』内容:語られることの少なかった男性の「生きづらさ」について、男性役割との関係性から紐解いた。また、新しい男性役割に着目して、男性の「生きづらさ」を解消する糸口がどこにあるのかについても触れていった。
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塩見さん
テーマ:『独りでいたいことは非適応的なのか』内容:独りで過ごすことには、孤立というネガティブな側面だけでなく、創造性や精神的自立といったポジティブな側面もあると言われる。本研究は、本校の学生を対象とした予備調査を行い、他者とでなく独りで過ごすことを好む独自志向性が高い人は、抑うつや不安に耐える力も高い傾向があるのか、という仮説について検討を加えている。また、独自志向性が、利己的で自己中心的な性格特性の現れなのか否かということについても合わせて検討している。
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中島さん
テーマ:『太宰治と井伏鱒二の師弟関係について』内容:太宰が頻繁に作中で使用していた「道化」という言葉に着目し、両義的な井伏像を仮説として、作品、日記、史実などで調査し、解き明かした。
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ガバナンス領域 大西さん
テーマ:『ジェノサイド』内容:1994年のルワンダを中心にジェノサイドについて論究。その背景にある要因と機序を、内政問題としてだけでなく、国際社会の関与の視点からも把握し、これに考察を加えた。
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エコノミス・スタディーズ領域 澤田さん
テーマ:『ASEANと日本』内容:編入後に専門的に学ぶ開発経済学という分野からASEANと日本との関係をご紹介し、入学後の研究テーマについて簡単に発表。また、「支援」というキーワードから、ASEANと日本の関係について言及した。
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ガバナンス領域 遠藤さん
テーマ:『安楽死は許容されるべきか』内容:安楽死を認めるべきか否かについて、法学の立場からの考察。
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エコノミス・スタディーズ領域 芝原さん
テーマ:『SDGsが経営に及ぼす影響』内容: SDGsに関わる企業の活動を紹介するとともに、伝統的なCSRとの異同にも言及した。
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大学院進学コース留学生 韓さん
テーマ:『中国出身児童への心的支援――学校における対人関係のストレス対処に与える影響』内容:人間関係の樹立の難しさにストレスを抱えている中国出身児童に対して、担任教師および特別支援教育支援員は、どのような心的支援を行っていけば良いのかを明らかにする旨の研究計画。
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ガバナンス領域 平さん 住本さん
テーマ:民主主義の危険性~何故、民主主義から独裁になるのか~』内容:民主主義の危険性をナチスドイツを例に研究し、民主主義を本当の意味で理解することで良い民主主義とは、何かを考えた。
各領域の発表者・テーマ/2022年3月2日
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ガバナンス領域 大谷さん
テーマ:『日韓関係に関する研究(仮題)』内容:在日朝鮮人に対する排外主義と日韓関係について考察を加える。
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エコノミス・スタディーズ領域 田中さん
テーマ:『行動経済学的観点から見た金融市場 』内容:金融市場に存在する非効率性について行動ファイナンスの理論を用いて説明します。
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鎌田さん
テーマ:『「アニメ聖地巡礼」は地域活性化や町おこしにつながるのか 』内容:近年、「アニメ聖地巡礼」というアニメの舞台となった町に実際に訪れて観光をするという行動様式が多くなってきている。そのアニメ聖地巡礼が、実際にその町にどのような影響を与えているのかということに興味を持ち、実際に地域活性化や町おこしにつなげた街を事例に上げて、アニメ聖地巡礼と地域のつながりについて発表をしたいと考えている。
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ガバナンス領域 栗田さん
テーマ:『ヘイトスピーチは表現の自由?』内容:ヘイトスピーチはなぜなくならないのか。法律で規制してしまえばいいのではないか。そんな疑問に法学的に答えていく。
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ガバナンス領域 田中さん
テーマ:『途上国における学校給食プロジェクト 』内容:途上国で実施されてきている国連の学校給食プロジェクトの目的、内容、効果、課題について先行研究から検討する。
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井上さん
テーマ:『カズオ・イシグロ「日の名残り」におけるノスタルジアとヘリテージ価値の考察 』内容:カズオ・イシグロの「日の名残り」の小説と映画を比較考察し、細部に秘められた歴史的、文化的意義を解釈していく。
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エコノミス・スタディーズ領域 平野さん
テーマ:『アパレル産業の持続可能なビジネスモデルへの転換と収益性との両立:SPAのサプライチェーンの分析 』内容:アパレル産業の持続可能なビジネスモデルへの転換と収益性との両立:SPAのサプライチェーンの分析
発表者インタビュー※専攻領域は取材時点での表記で記載しております。
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濵田さん・小城さん
<これまで積み重ねてきた学びを活かして研究発表ができた>
私たちは人間科学領域としてチームで研究発表しました。「男性役割と男性の『生きづらさ』」というテーマを設定したのは、昨今議論が高まっているフェミニズムがきっかけです。女性の生きづらさが「女らしさ」によって引き起こされているならば、同じことが男性にも言えるのではないか、と考えました。「鬼滅の刃」と社会との関係について考察するものや、“かわいい”という言葉の意味に迫るものなど、最初は全部で10以上の研究テーマを持ち寄ったのですが、そこからメンバーでオンライン会議を重ねながら絞り込んでいきました。論文としてまとめるにあたり、最後の結びで意見が割れたりと苦労もありました。それでも、ずっと学んできた志望理由書の書き方など「意見をまとめて人に伝える」という大きな枠組みが自分たちに染みついていたので、それらを着実に活かしながら乗り切ることができました。今回の研究発表会では、ほかのチームの発表に圧倒されました。「3位に入れれば上出来」ぐらいの感触だったので、思いがけない最優秀賞でした。人間科学領域ではグループでの研究発表を授業内で何度もしていたので、話し方や資料の打ち出し方も場数を踏んでいます。今回評価いただけたのは、そうやって積み重ねてきた部分かな、と改めて感じています。私たちはずっと「性別による役割」を研究のテーマに据えてきました。大学進学後は、男性の役割をもっと深堀りしていきたい(濵田)、母子家庭についての研究のためにも今後は父子家庭についても見つめていきたい(小城)と思います!
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塩見さん
<思った通りにならないから、心理学はおもしろい>>
心理学に興味を持ったのは、想像以上に論理的な学問だったからです。データに基づいて解析し、その傾向を読み解いていく。そのあり方は、抱いていたイメージとは大きく違っていて「これはおもしろい」と思ったんです。今回、研究テーマに選んだのは「孤独」についてです。私自身、しばしばひとりでいることを選ぶタイプ。孤独=ネガティブと語られがちですが、実際には良い面もあるのでは?という思いが出発点になっています。素朴な問いから始まりましたが、人間科学領域の先生との対話を通して少しずつ研究の形になっていきました。心理学のおもしろさは、思った通りにならないことです。「こうなるんじゃないか」と思って調査しても、データがそれを裏づけてくれないことも多々あります。そのデータでさえも、調査する条件によって変動することも。そこが難しいなと思うと同時に、奥深さでありおもしろさだと思います。将来は海外の大学院に行くことも視野に入れているので、心理学だけではなく英語力を高めることも意識しています。ECC国際外語では毎日英語に触れることができる環境だったので、理想にはまだまだ遠いですが、着実に力はついてきたかな、と感じています。
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中島さん
<趣味で抱いた疑問が研究テーマに>
入学当初は経済学の研究を希望していましたが、「教養入門」で文学の授業を受け、趣味の読書で抱いた疑問を突き詰めていく方法があったんだ!と、文学へ一気にハンドルを切りました。国際文化領域に進んでから、太宰の作品や人生の魅力にどんどんのめり込んでいきました。担任の山口先生は、どうやって研究を進めていくかを丁寧に指導くださいました。日々いただくアドバイスは研究を進めるための原動力になっていきました。私が研究テーマを決めたのは、2つの名作小説に共通点があるのでは?という疑問からでした。小学生の頃から趣味でさまざまな小説を読んでいたのですが、その中で井伏鱒二「山椒魚」と太宰治「走れメロス」の書き出しで同じような印象を受けたことが、ずっと引っかかっていました。今回の発表では、法学の先生からいただいた客観的な意見に面食らいました。大学編入後も掘り下げていきたい内容が見つかった、有意義な時間でした。
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大谷さん
<分かりやすく伝えるために必要なこと、たくさん学んだ>
ECC国際外語に入学する前は、社会学を学びたいと思っていました。しかしいろいろな授業を受けていく中で国際政治のおもしろさを知り、人間科学領域へと進路変更しました。ずっと韓国の文化に興味があったこともあり、研究テーマは自然と日韓関係にフォーカスしたものになっていきました。未だに残っている在日韓国・朝鮮人への排外主義と、今日の日韓の関わりを考察しています。今回の研究発表会は時間も限られているので、これまで調べたこと、考えたことを分かりやすく伝えるためにどうすれば良いか、かなり悩みました。発表を終えて適切な情報量や専門用語をどこまで使うべきかなど、たくさんのフィードバックが得られたと感じます。大学編入後は在日韓国・朝鮮人の留学生に直接話を聞いてみるなど、今回の研究テーマをより厚みのあるものにしていきたいと考えています。
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田中さん
<経済学に心理学のアプローチ。行動経済学の観点で見つめる>
エコノミス・スタディーズ領域を選んだのは「行動経済学」に興味を抱いたからです。これは従来の経済学では証明できなかった部分に、心理学的な手法を用いて光を当てていく分野です。今回の発表では、この行動経済学の観点で金融市場を見てみようと考えました。古典的な経済学の考え方として「人は利益追求のためには常に合理的である」という前提があるのですが、行動経済学に基づく投資理論では別の見方をします。この理論を「行動ファイナンス」と呼ぶのですが、これを用いて市場に存在している「非効率性」を説明しようと試みました。大変だったのは日経平均株価のデータ22年分をまとめてグラフ化していく作業。先生にも助けていただき、うまく作成できました。経済の専門科目は難易度も高い部分も多いのですが、先生が分かりやすく解説くださったので乗り切れたと思います。発表を通しては、積極的に動くことや、プレゼン力を磨くことができたかな、と感じます。大学編入後は、金融に関する知識や経験の違い、いわゆるリテラシーの差異が、どのように今回の研究に影響していくかを分析していこうと考えています。
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鎌田さん
<研究が難航してもくじけない強さ。プレゼン力と度胸がつきました>
発表した研究テーマは『「アニメ聖地巡礼」は地域活性化や町おこしにつながるのか』です。近年、アニメの舞台となった町を訪れる観光様式が広がりました。では、実際にそれがどのような影響を地域にもたらしているのか。それを知りたくなったのが発端です。研究では地域活性化や町おこしにつながった事例をもとに、聖地巡礼と地域について考察しています。今回は敢えて学校のサポートを受けず、資料や文献の収集から現地調査まで、すべて自力でトライしました。もちろん難航する所も多々ありましたし、一筋縄ではいきませんでしたが、とにかくポジティブに考えて、使えそうな資料はとことん使い切る!そんな気持ちで進めていきました。発表を通してプレゼン力が鍛えられたかな、と感じます。本番でも物怖じしない度胸もつきました(笑)。今後はより地域研究に焦点を当てていきたいと考えています。シャッター街化した地域をどう変えていけるのか、考え、学び続けていきたいと思います。
担当講師コメント
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奥村先生
大学編入コースでは「これって本当にそうなの?」とクリティカル(批判的)な気持ちでものを見る姿勢を身につけてほしいと思っています。大学への編入学だと3年生からのスタート。そう考えると、専門分野の知識を蓄えておくことが重要です。さらに多角的な視点で議論する力も大切なので、ぜひ積極的に他領域の研究を見ることで視野を広げておいてほしいと思います。今回の「研究テーマ発表会」は、大学での卒業論文の中間発表会をイメージしていたので、突っ込んだ質問をいくつか投げかけました。それを打ち返すことは必ず今後の力になると思います。発表会は今年初の試みでしたが、学生たちは本当に頑張ってくれました。ECC国際外語の卒業生に聞くと、大学編入コースで設定した研究テーマをそのまま継続している人がほとんどです。今日の発表はECC国際外語での学びの集大成ですが、まだまだ通過点にほかなりません。大学入学後は、それぞれの研究の完成に向けて、これからさらに深めていってほしいと思います。
先輩後輩交流会
先輩からの体験談を聞き、
編入学試験へのモチベーションを高める
「研究テーマ発表会」と同時開催の「先輩後輩交流会」では、2年生が1年生に向けて、どのように編入学試験に取り組めばいいのかについて、インタービュー形式で紹介します。1年生にとっては試験勉強の方法やモチベーション維持の仕方、おすすめの参考書、英語学習の工夫・コツなど編入学試験について具体的な情報を得る貴重な機会になります。大学編入コースでは、同学年による横の交流だけでなく、先輩・後輩が交流できるプログラムも設けています。
POINT
- ■ 発表を通して、各専攻の学びを深められる
- ■ 1年生は2年生の発表や話を聞くことでモチベーションアップにつながる
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各領域の代表学生が集結した「研究テーマ発表会」。発表の形式は、大学で行われる卒業論文の中間発表会と同様のスタイルで開催されました。
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発表後の質疑応答では、教員も含め聴衆から次々と突っ込んだ質問が。答えていく中で、さらに研究を深めるためのヒントを得た学生もいました。
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発表者にとっても領域の垣根を越えた新たな視点や知識に出会う機会。会場のスクリーンに熱い視線を注ぎつつメモを取る姿も見られました。
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最後に学生130名と教員全員による投票が行われ、上位3組が表彰されました。教員たちは受賞者だけではなく、学生全員に盛大な拍手を贈りました。
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「先輩後輩交流会」には、大学進学を決めた2年生たちが登場。試験を終えた2年生だからこそ話せる、リアルな体験談やテクニックを1年生に向けて語りました。
CURRICULUM
大学編入学 出願前説明会

いよいよ本格化する大学編入試験。在籍2年生は試験までに、募集要項の取り寄せ、読み込み、必要書類の揃え方や書き方、研究計画書の書き方、出願書類郵送上の注意などさまざまな準備も必要になってきます。漏れやミスがないようにしていくだけでなく、編入試験に少しでも集中できるようにと、毎年実施しています。当日後半には「卒業生インタビュー」を行いました。現役大学生の先輩が、大学編入試験時期に向けて今からはどのように勉強や準備をしていけばよいかなど経験談をもとに細かく教えてくれます。試験までの残りの時間、自分のやる気をしっかりと上げていくために、とても有意義な交流機会となっています。
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卒業生が実体験を踏まえて、出願での注意事項を在校生に向けて話してくれました。
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質疑応答の時間では、卒業生に「モチベーション維持の方法」や「勉強方法」などさまざまな質問をする在校生の姿が見られました。
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在校生コメント
事前に出願準備をすることの大切さや、各大学で準備書類が違うことなどを知る良いきっかけになりました。出願以外にも、大学選びのポイントや効率の良い勉強方法やモチベーション維持の方法も聞けたので、今後の受験活動に活かしていきたいです。
野並さん

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卒業生コメント
出願の際には、準備書類はもちろんですが、自分の学びたい分野を教えてくれる先生はいるのか?第一志望が不合格になった時のプラン等の細かい部分も考え、計画的に取り組んでいくことが大切です。8月頃は中だるみしてしまいがちですが、在校生にはきっちり準備して編入試験に臨んで欲しいです。
関西外国語大学(英語国際学部)
北村さん 2021年3月卒業







